野球のメンタルトレーニングTennis

野球選手のメンタルトレーニングMental Training for Baseball Player

野球はチームスポーツであり、一つのミス、一人の選手のミスが大きな失点に繋がります。
逆に一人の選手の得点が、チーム全体の流れを変え、最後は勝利に導くことがあります。
チームスポーツとしてのメンタルトレーニング、ポジション別のメンタルトレーニングを行うことが最適です。

野球メンタルトレーニングの詳細

投手 ピッチャー

ピッチャーは先発、中継ぎ、クローザーの選手がいます。
立ち上がりのコンディションが良くないとメンタルが乱れます。
もしくは、メンタルの力みが体の力みへと繋がり、パフォーマンスを落とすことがあります。
「抑えなければいけない」という気持ちの転換、フォアボールを出した時の心のリセット。
ピッチャーのメンタルトレーニングは必須となります。

捕手 キャッチャー

キャッチャーは試合の指令塔です。一番、脳を使うポジションです。
バッターの打ち方、弱点のデータ収集と蓄積、それを元にピッチャーへのサイン。
ピッチャーとの信頼関係、呼吸、タイミングの合わせ方、ランナーを仕留める速さと瞬発力。
試合展開の組み立てとあらゆる分野で脳とメンタルを使うキャッチャーにも、メンタルトレーニングを実施することで本来の力を発揮することができます。

バッター

特に4番バッターを担当する選手は重責、大きなプレッシャーを感じやすく、プロ野球選手でさえも打てなくなってしまう選手がいます。
重責、大きなプレッシャーを感じたとき、どんなメンタル状態であると集中力が高まるのか、最高のパフォーマンスを出すことができるのか、メンタルトレーニングの取り組みが必要です。

内野手 外野手

内野手、外野手は自分の守備のミスが大きな失点に繋がることです。
補球の課題を持っている選手、送球の課題、捕球、送球両方の課題を持っている選手がいます。
失敗をした記憶はマイナスイメージとして残りやすく、ボールが飛んで来るまでに既にメンタルはネガティブになり、体が固くなってしまうケースが多いです。
現在の課題も技術面だけでなく、メンタル面からアプローチをかけていくことで、自信を持って、リラックスした状態でボールをさばくことができます。

野球イップス

野球のイップスはピッチャーが投げる、投球イップスとキャッチャー、内野手が投げる送球イップスに分類されます。
プロ野球選手をはじめ、強豪大学、強豪校の特待生でもイップスになっている選手がいます。
原因やメンタルや体が、どのような状態になるのか、ご紹介していきます。

投球イップス

投球イップスはピッチャーが投げることへのイップスです。
腕が固まる、重い、手首や指への力みが起きています。
コントロールが定まらない、暴投が多くなる。
ストライクが入らない。
連携プレーでミス、力加減がわからなくなる。

送球イップス

キャッチャー、内野手のイップスです。
暴投が多くなる。コントロール、力加減の調整ができなくなる
キャッチャーはピッチャーの返球という簡単な動作でイップスになっている選手がいます。
内野手は内野手間の連携プレー、ピッチャー、キャッチャーへの送球でイップスになっています。

野球イップスの特徴

投球イップスと送球イップスで共通していることは、ボールを投げる距離が中距離~短距離であることです。
遠距離は体を大きく使い、全力で投げることができます。
しかし、中距離から短距離はコントロール、力加減、調整が求められます。
野球イップスの特徴はボールが抜ける、叩きつけてしまう、意図しない方向へボールを投げてしまうなどです。
周り人とコミュニケーションが取れていない、ある特定の人に不満を感じている選手は環境の中にストレスがあり、イップスになりやすい傾向があります。

原因

原因は個別で様々ですが、大きなものとして対人関係です。選手同士の関係もありますが、監督やコーチに対しての不満や、信頼関係が構築できていないことが多いです。
また、レギュラーを争う強迫観念があります。
さらに大きなミスをしてしまい、周りに迷惑をかけた自責感。期待に応えられなかった失望感。
ボールが当たる、もしくは怪我からのトラウマで体を動かすことが怖くなる選手もいます。

1.ストレス
2.強迫観念
3.記憶
4.自責感

対処方法

イップスにはメンタル、脳が関係しています。メンタルへのアプローチが8割、体へのアプローチが2割であることが理想的です。
しかし、野球の現場では9割が体へのアプローチになっている選手が多いです。
対処方法はカウンセリング、メンタルコーチング、メンタルトレーニングの技術と心理療法、心理セラピーの技術を組み合わせていきます。
ストレスの解放と対処、思考の変換、イメージ変換、自律神経の調整、目の使い方と呼吸法などお一人、おひとりに必要なメニューを組み合わせて、心身への総合的なアプローチが大切です。
詳しくイップスの原因とメンタルトレーニングページをご覧下さい。

野球メンタルトレーニングは野球メンタルトレーナーが対応

他にもキャプテンのメンタル構築、アマチュア選手でドラフト候補になっている選手のメンタルトレーニング。
野球の中でもプロ選手、トップアマチュア、アマチュア選手と選手の置かれている状況とポジション別で問題、課題、目標は違います。オーダーメイドでメニューを組み立てていきます。

チーム全体に入るメンタルトレーナー、メンタルコーチがいますが、個別でメンタルトレーニングができるメンタルトレーナーは希少です。

プロ野球選手、アマチュア選手の野球メンタルトレーニングとイップス改善はIMTメンタルオフィスへお任せ下さい。