
メンタルコーチングMental Coaching
メンタルコーチングMental Performance Coaching
IMTメンタルオフィスではメンタルトレーニング、メンタルマネジメントのメニューの中にメンタルコーチングを取り入れています。
現在、日本でもコーチングは加速度的に増えています。特にエグゼクティブコーチングはこの数年で需要が伸びています。
それは日本企業が世界的な企業へ成長していることと比例しています。
このページではメンタルコーチングの歴史から特徴、種類など、日本が目指す技法の在り方までご紹介していきます。
そして、このページでご紹介できない部分は、個人セッションを通してお知らせいたします。
メンタルコーチングの歴史
メンタルコーチングは1970年代、米国の心理学者ルータイスにより考案されました。
そして、同じく1970年代にカリフォルニアのエサレン研究所から世界へ広まっていきました。
世界に広まる前にハーバード大学ではエグゼクティブのマネジメントにはコーチングが必要だと発表されていました。
日本でもコーチングが学べるようになったのは1990年代です。
当時は主に、メンタルトレーナー、心理カウンセラー、臨床心理士、心理職に就く者が学んでいました。
メンタルコーチングは受ける人により、内容が大きく変わります。 まず根本的な内容について、ご紹介いたします。

メンタルコーチングとは

メンタルコーチングを提供するメンタルコーチとクライエントが、問題、課題、目標に向けて、コーチがクライエントに様々な角度から質問を投げかけて、クライエントは深層心理にある答えに気づいていきます。
自己分析、内省、問題の本質、解決の方法と行動、ご自身が目指す生き方、目標達成に向けた準備、計画から未来のビジョンまで、様々なテーマを取り扱います。
メンタルコーチングが生まれた当初はゴール達成のみに意識が行きがちでしたが、最新のメンタルコーチングでは自己分析、内省、ご自身が目指す生き方、在り方などテーマが多岐に渡るようになりました。
米国ではメンタルコーチングを受ける方が年々増加し、現在、その総額は10兆円になっています。
日本と米国の違い
米国では10兆円規模になったコーチングも日本ではまだ、認知や取り組みが遅れています。
それは社会構造の違いや、価値観、ビジネススタイル、生活スタイルの違いが考えられます。
米国では成果主義が強く、競争が激しいビジネス社会です。
紛争も多く、訴訟が最も多い国です。
さらに世界中から人が集まる、多国籍の中で働いています。人間は生い立ちの環境、国が違うことで価値観も大きく変わります。
米国では競争の激しい世界で生き抜く強さとメンタルの柔軟性が求められます。
日本も世界的な企業が多くなりましたが、日本で働くときは8割~9割は日本人の中で働くことができます。
日本の文化は競争より平和や調和を重んじる社会であり、その価値観を大切にしている国です。
さらに生活スタイルも米国はカウンセリング文化が根底にあり、相談相手がメンタルコーチ、メンタルトレーナー、カウンセラーであることが日常です。
今後、日本でのメンタルコーチングやメンタルトレーニングに関する需要は、米国に比べ、ゆっくりと加速していく傾向です。

コーチングを受けるときに最も大切なこと

コーチングを受けるときに最も大切ことをご紹介いたします。
1.対面であること
2.誰が担当するのか、経験と実績
3.完全個室、完全入れ替え制
4.守秘義務、話した内容、情報は誰が管理し、閲覧するのか
コーチングを提供する会社が増えていますが、オンラインより対面で受けて下さい。
それは、目に見えない心、メンタルを扱うからです。メンタルコーチをはじめメンタルの専門家は言語だけを理解しているわけではありません。
言葉にならない非言語の部分も見ています。
言葉に出していない感情、思考、表情、声のトーン、仕草など、あらゆる情報を見て、メンタルの理解に努めます。
そして、メンタルコーチが多数在籍するところは、マッチングと言ってオンラインセッションで初めて担当者を知ることも多いです。
誰が担当するのか、受ける前に知っておくことや、話した内容がメンタルコーチ全員に閲覧できるようなところは、お薦めいたしません。
特に経営者、役員、エグゼクティブ層は会社の代表です。
メンタルのことはメンタルコーチ(ご自身の担当者)だけが個人情報を保持できる場所をご選択下さい。
エグゼクティブコーチング
エグゼクティブコーチングは主に経営者、役員の方に向けて行うコーチングです。中には役員候補になっている方や、パイロット、弁護士の方、上級職の方も受けています。
エグゼクティブコーチングの目的は意思決定の質と行動の質の向上ということが米国の指標です。
しかし、その質の根底にあるものは思考と感情です。思考の質が変わることで、感情が変わり、行動の質が変わります。
IMTメンタルオフィスのエグゼクティブコーチングは表面的なことだけでなく、根本的な課題にも対応できるコーチングです。
そして、エグゼクティブの課題はビジネスの問題だけに限らず、プライベートの課題もあり、多岐に渡ります。
ビジネスコーチングとエグゼクティブコーチングの違いはマネジメントの大きさと質、コーチングを通した内省とセルフコントロールに結びつくことです。
現在の東証プライム上場企業は世界的な企業が多く、コンプライアンス厳守が根底にあります。
エグセクティブの課題の詳細は下記の項目にまとめていきます。
実績 経営者、役員、上級職
東証プライム上場企業、外資系企業、中小企業
医療法人、士業法人
詳しくはエグゼクティブページをご覧下さい。

エグゼクティブコーチングの課題

エグゼクティブコーチングの課題はコーチングを受ける経営者、役員の方によって変わります。
ビジネスでは組織のマネジメント、内部統制の在り方、その内省をはじめ、感情のコントロール、対人関係の課題、セルフマネジメント、決断力の向上、目標達成が多いです。
エグゼクティブまで昇格した方はビジネススキルも高く、エグゼクティブとして相応しいメンタルを持っている方が多いです。
現在、抱えている課題にフォーカスして、コーチングを行います。
複数の課題があるときは優先順位を決めていただき、最も優先する課題から順番に取り扱います。
エグゼクティブコーチングは、ビジネスの問題だけを取り扱うイメージが先行されますが、実際の現場ではビジネスからプライベートまであらゆる課題を取り扱います。
あらゆる課題に対応できることが、最終的にビジネスの力を上げることに繋がります。
また、あらゆる課題に応える技術と経験を持っているメンタルコーチが、エグゼクティブコーチングのプロフェッショナルとなります。
エグゼクティブコーチングを担当するメンタルコーチ
エグゼクティブコーチングを担当するメンタルコーチは幾つかの条件があります。
それは経営者、役員を担当した圧倒的な実績です。
長い経験年数と多くの実績があることで、企業の代表となる経営者、役員の方を担当できます。
メンタルコーチの年齢も20代、30代の年齢では難しく、40代以上、50代、60代の専門家が多いです。
技術もコーチングだけではなく、カウンセリング、メンタルトレーニング、心理学、脳科学、心身医学など幅広い専門知識を持つことで、質の高いエグゼクティブコーチングができます。

経営者、役員の内面メンタルへ

2000年代の初頭までの経営者、役員は、エグゼクティブとして相応しい服装、言葉、人脈、行動と外面に意識がいくことが多い時代でした。
現在はエグゼクティブの在り方が世界基準となり、より内面を磨き、メンタルを整える時代へと入りました。
エグゼクティブのコーチング、メンタルトレーニング、メンタルケアの需要はそのような時代背景を反映しています。
エグゼクティブの激務を支え、仕事の集中力、仕事の喜び、モチベーション、生きる喜びを感じる元はメンタルです。
どのようなものを心に映し、考え、感じていくのか、メンタルの状態で変わります。
ビジネスコーチング
ビジネスコーチングは主に2種類です。
管理職の方が部下の方への育成、マネジメントとして行うコーチングとビジネスパースンがプロのメンタルコーチから受ける、コーチングです。
マネジメントのコーチングは部下や部署の問題、課題の把握と認識、その解決に向けた深層心理の答えをメンタルコーチングの技術で部下の方から引き出していきます。
また、コーチングを通してお互いの信頼関係を深める時間にもなっています。
管理職は部下の方の育成、マネジメントを通して、精神的な成長も実感していく方が多いです。
現在は企業のリーダーシップ研修の中に、メンタルコーチングを導入しているケースが多いです。
実績 管理職、専門職
東証プライム上場企業、外資系企業、中小企業

ビジネスコーチングの課題

メンタルコーチが行うビジネスコーチングは共通して多い課題があります。
現在、東証プライム上場企業ではキャリアの道が2つに分かれます。管理職から役員に成る道と特別な専門職を極めて行く道です。
双方において、共通していることは対人関係の課題と仕事への集中力です。
また、部署の変更や転職など環境を変える選択についての課題もあります。
現在、ビジネスパースンが持っている課題も対処できる方法、メンタルスキルの向上、ご自身が心から望んでいる方向性を見つけることで、今後の自信や希望、モチベーションアップにも繋がります。
ビジネスコーチングは企業にとって、個人にとって、とても大切なものになっています。
プロフェッショナルコーチング
プロスポーツ選手、プロのアーティスト、音楽奏者、俳優、外科医の方、技術専門職の方が高いパフォーマンスを生み出すことを目的としてコーチングを受けています。
問題解決能力の向上、集中力の向上、思考の整理、柔軟性、目標達成をはじめ、ただ成果を出すだけでなく、それを構成するメンタル要素を引き上げる方法として、メンタルコーチングを取り入れているプロフェッショナルが増えています。
特に米国を本拠地として活躍するゴルフのプロ選手は、早い時期からメンタルコーチングを受けている選手が多いです。
それはゴルフがメンタルスポーツであることや、米国の環境がコーチング、メンタルトレーニングを受ける最高峰の環境であることが関連しています。
技術面はティーチングが多いですが、メンタルの世界はコーチングを通して自己を振り返り、成長していく糧になっています。
実績 プロフェッショナル
プロスポーツ選手、ゴルフ、野球、テニス、サッカー他
プロアーティスト、ミュージシャン、音楽家、俳優、声優
技術専門職、外科医師、コンサルタント、金融機関専門職他

プロフェッショナルコーチングの課題

プロフェッショナルのコーチングは職種、分野で変わります。またプロとして共通している課題もあります。
例えばスポーツの分野では選手寿命が違います。ゴルフはプロ選手としての寿命が長く、シニアプロ選手として活動できる期間があります。しかし、プロ野球、プロテニス、陸上、サッカーは選手寿命が短く、30代、40代で引退する選手が多いです。
また、アーティストの分野、音楽家、俳優、声優は活躍できる期間は長いですが、競争が激しく、人気の高低で仕事の量や質が変わり、収入の不安定さがメンタル面に影響が出ているプロがいます。
プロフェッショナルの課題は本番のパフォーマンスの向上、感情のコントロール、リラックスと集中力、理想と現実のギャップや対人関係があります。
本人の期待、周りからの期待、プレッシャーもあります。
また、普段できていたことが突然できなくなる、イップスを抱えているプロもいます。
プロの方は周りの人へ、弱音や弱い部分を見せたくないと感じる方が多いです。
現在の状況を変える方法として、未来の可能性を最大に活かす方法として、メンタルトレーニングやメンタルコーチングは重要で必要なものになっています。
日本でのメンタルコーチング
米国で生まれたコーチングですが、日本への普及は30年が経ち、ようやく認知されるようになりました。
英語のニュアンスと日本語が違うように、米国人のメンタル気質と日本人のメンタル気質、考え方、ビジネススタイル、生活スタイルは違います。
今後のメンタルコーチングは日本人に合うスタイルを確立し、提案できることです。
そのために、カウンセリングの技術、メンタルトレーニングの技術、心理学、脳科学の技術、様々な心理の技法の習得をした上で、メンタルコーチングを行うことで、日本人に合うコーチングを提案できます。
IMTメンタルオフィスでは柔軟性のある、日本の方に合う、上質なメンタルコーチングを行っています。
