ゴルフのメンタルトレーニングGolf

ゴルフのメンタルトレーニングMental Training for Golf Player

ゴルフのメンタルトレーニングは様々なスポーツの中で、ゴルフはメンタルスポーツと言われ、メンタル面が大きな鍵を握る、スポーツであり、競技です。メンタルへの取り組みが必須であると言われています。
ゴルフはプロ選手、アマチュア競技選手、経営者、役員の方とそれぞれのフィールド、環境が違います。

ゴルフはなぜ、メンタルスポーツだと言われるのか。
なぜ、ゴルフにメンタルトレーニングが必要で、メンタルコーチ、メンタルトレーナーが重要なのか。
それはゴルフの種目に秘密があります。下記で解説していきます。

ゴルフの難しさと面白さ

1 コース設計が場所によって異なる

一般のスポーツは主に平地であり、同じ環境です。ゴルフはゴルフ場の広さ、長さ、幅、斜面、芝、砂地、池と多彩なコース設計になっています。

2同じコースでも同じ結果にならない

ゴルフは何度もプレーした慣れたコースでも、翌日のプレーであっても同じ結果にはなりません。
風の影響、ボールの落ちる場所、メンタル、技術、体の噛み合わせ、コンディショニング。
プロ選手の最高峰の試合を見ていても、それは一目瞭然です。

3 ゴルフクラブの多さ

野球はボール、グローブ、バットの主に3種類です。テニスはボール、ラケットの2種類です。

ゴルフはボールと14本のクラブを使い分けていきます。ゴルフクラブも長さ、軽さ、重さ、角度など自分に合うクラブを見つけていく時間が必要です。

4 長時間、長期間である

ゴルフは1日に18ホールのスコアを競う競技です。

趣味であれば1日で終了しますが、プロ選手の試合、アマチュア選手の競技は3日間、2日間の長い時間を要する競技です。
この長時間、長期間で戦うことからもゴルフにはメンタルトレーニングが必要です。

なぜゴルフはメンタルスポーツなのか

上記の4項目を踏まえ、ゴルフには他の競技にない特殊性があります。
この特殊性が面白さ、飽きない、ゴルフを長く続けたいと魅了する要因となっています。

メンタルスポーツだと言われる要点は

1 考えるスポーツ

ゴルフはコースマネジメントをしていく考えるスポーツです。

考える時間 → 思考の整理 → 集中力の変換

2リセットが必要

18ホールをプレーするため、前のホールのミスを引きずらずにプレーをしていくためのリセット法と、感情をコントロールできるメンタルが必要です。

3脳の切り替え

考えるという左脳優位から右脳に脳を切り替えることで、高い集中力とパフォーマンスを出すことができます。
左脳から左脳のままでは意識的な動きになり、スムーズにクラブを振ることはできません。

4イメージの重要性

ボールの軌道、体の動き、それをイメージ化できると脳は右脳優位になり、実現化へと繋がります。
イメージトレーニングは本を読んで自力で行っているものは、長続きしないまま、精度が低いです。
しかし、メンタルコーチ、メンタルトレーナーと一緒に行うことで、クオリティーの高い、いつでもイメージを引き出せる、長続きするイメージ想起能力、イメージ実現力を身につけることができます。

5動きが少ない 静から動への動き

ゴルフは動きが少ないスポーツです。動きが少ないスポーツはメンタルが命です。
それは、メンタルの状態が動きに反映されるからです。
ゴルフ以外にも射撃、アーチェリー、弓道は動きが少なく、メンタルの制御が求められる種目です。

6選択が多い

ゴルフは選択の連続です。クラブ、ボール軌道、攻め方、守り、選択が多いと集中力を使います。
しかし、集中力を最後まで、使うべきポイントで使う、集中力マネジメントが必要です。

7技術が複雑

ゴルフはクラブの本数が多く、コースも複雑で傾斜があり、カップまでの距離間隔もプレーごとに違います。
シチュエーションごとに複雑に技術を変えていく、脳を使うメンタルスポーツです。

8イップスになる人が多い

イップスになっている人はゴルフが最も多いです。これはゴルフがメンタルスポーツであるからです。
イップスの原因は複合的です。意識、無意識のバランスが崩れることで起きる運動障害です。
なぜ、意識、無意識のバランスが崩れるのか?

大きなものとしては、意識、無意識のストレスです。プラス、失敗した記憶、強迫観念です。
ストレスはゴルフの中にあるケースとゴルフ以外の仕事、生活の中に存在しているケースがあります。

早期の解決は根本的なストレスの原因を見つけ、それを外す、軽くすること。
プラス、メンタル面のアプローチ、メンタルの技術と体の使い方を組み合わせることで、改善していく可能性が高いです。

9精神的な成長

ゴルフプレーヤーの上の年齢は70代、80代の方もいらっしゃる、生涯スポーツです。
ゴルフを始めて一定期間を過ぎると、プロ選手もアマチュア選手もゴルフで経験する喜び、悲しみ、苦しみ、楽しさが精神的な成長を促してくれる糧になっていると気づく方が多いです。
ゴルフはメンタルスポーツでもあり、精神的な成長ができるスポーツになっています。

ゴルフイップス

ゴルフのイップスはその言葉がゴルフから生まれたことからも、スポーツの中で最もイップスになっている人が多い種目です。
イップス改善は1回に長い時間をかけて行います。日本でも米国でもゴルフのメンタルトレーナー、メンタルコーチが担当しています。
イップスになっている方の年齢は10代の方から70代の方まで幅広いです。プロ選手、アマチュア選手ともに存在します。
初級者より上級者でイップスになる方が多いです。それは自分の理想や周りの期待も大きくなることや、技術の変更回数が多くなったり、上級者の方がミスの記憶も大きく残りやすいです。

ゴルフイップスの特徴

ゴルフのイップスの特徴は、素振りや練習場ではスムーズに体が動く方が多いです。
コースに出て、ボールを見た瞬間にクラブが上がらない。降りてこない。早く動き過ぎるなど幾つかの特徴があります。
クラブが上がらない、降りてこない現象は意識ではその動きをしたいと思っていても、無意識が嫌がっていることから起きていきます。
早く動き過ぎてしまう現象は、私たち人間は嫌なことは早く終わらせたいという思考が無意識に出てきます。そのために起きて来る動作になります。

そして、プレーを一緒にするメンバーによっても状態が変わり、大差が出ます。
競技ゴルフをしているプロ選手やアマチュア選手上級者は試合のときだけ、イップスになる選手もいます。
イップスは体の動きに支障が出ているので、最初は技術面だけで解決しようと模索し、根元はメンタルであることに気づき、自らお越しになる方とティーチングプロからのご紹介でお越しになる方もいます。

1.クラブが上がらない
2.クラブが降りてこない
3.早く動き過ぎてしまう
4.インパクトの瞬間に意図しない動きが出る、叩いてしまう

イップスの原因

イップスの原因は個別で様々な要因が存在しています。共通する最も多い原因をピックアップしていきます。
1.記憶
2.ストレス
3.強迫観念
4.自分の感覚に合わない技術、マネジメント
5.上記の原因から意識と無意識がずれている

記憶はミスをした記憶が重なり、同じプレーをすることが怖くなったり、無意識に体が止まってしまいます。
ストレスはゴルフの中での対人関係、ゴルフ以外の対人関係もあります。
経営者、役員の方は仕事のストレスがゴルフのイップスとして表れているケースもあります。
エグゼクティブの方は経営者役員ビジネスメンタルトレーニング・コーチングページをご覧下さい。

強迫観念はスコア目標、順位の目標を達成しなければならない、もっと練習しなければならない、もっと上達しなければならないという思考から生まれるものです。

自分の感覚に合わない技術は、上手くできないことから失敗の記憶が重なり、マイナスイメージができたり、体の抵抗(無意識の抵抗)が起きていきます。有名なゴルフ選手が使用している技術も自分の骨格、体に合うとは限りません。

対処方法

記憶に関しては、マイナスイメージの解放とプラスイメージの蓄積を行います。
米国の技術を使います。

ストレスは何がストレスになっているのか、その特定と解決に向けたメンタル面のアプローチと行動面のアプローチをしていきます。

強迫観念はどのような強迫観念があるのか、その特定と思考の変換を行います。
感覚に合わない技術は自分に合う技術スタイルを一緒に考えていきます。プロ選手、アマチュア選手の上級者はコースマネジメント、ゲームマネジメントもご自身の感覚に合うスタイルへと調整していきます。

他にも自律神経の調整、脳のリラックス、目の使い方、呼吸法、感情のコントロール法があります。
意識と無意識のずれは、メンタルトレーニングの技術と心理療法、心理セラピーの技術を組み合わせて、様々なアプローチを行うことで、意識と無意識が一致するように改善をしていきます。
詳しくはイップスの原因とメンタルトレーニングページをご覧下さい。

ゴルフのメンタルトレーニングを受けると

上記のことからゴルフがメンタルスポーツだと、理解していただけたでしょうか。
では、メンタルトレーニングを受けると、どのような変化が起き、自分自身でどんなことができるようになるのか、まとめていきます。

1.セルフマネジメントができる
2.イメージが思い描ける
3.感情のコントロールができる
4.リセットができる
5.セルフコーチングができる
6.集中力が高くなる
7.ゴルフがさらに好きになる

まだ他にもありますが、ゴルフのメンタルトレーニングを受けることで、上記のことができるようになります。
本を読んだだけでは足りません。
ぜひ、マンツーマン対応のメンタルトレーニングを受けてみて下さい。
きっと違いを感じることができます。

ゴルフにはメンタルトレーニングが必要

まだ、解説していない項目が山ほどありますが、ゴルフにはメンタルトレーニング、メンタルマネジメント、メンタルコーチングが必要です。

ゴルフクラブ、会員権、車にお金をかける方は多いと思います。
しかし、本当にかけるべきところは メンタル です。

現在、メンタルトレーニングを導入しているゴルフのプロ選手は、欧米では80%~90%です。
日本のプロ選手は30%~40%、アマチュア選手は10%~20%です。

メンタルトレーニングがパフォーマンスを変え、現状を変えていくことができます。
IMTメンタルオフィスは週刊ゴルフダイジェストでゴルフのメンタルトレーニング、メンタルマネジメントについて解説しています。

ゴルフは突き詰めていくと、精神的に成長ができる、生きる道に繋がるようです。
IMTメンタルオフィスでお手伝いできることがあります。
お気軽にご相談下さい。


ゴルフのメンタルトレーニング、メンタルトレーナー、メンタルコーチはIMTメンタルオフィスへお任せ下さい。